××管理しないで、後輩(アライ)さん
今回は卯衣さんでもなければエロゲでもないけどえっちな文章読んだら感想を書くしかないんですよね。
しばらく卯衣さんの声聴く元気出てきそうにないしね!たまにはこういうのもいいよね!
というわけで今回は美少女文庫の「××管理しないで、後輩(アライ)さん 最強Sデレ少女と恋しよう」の感想文を書いていこうと思います。
さて、まず僕は射精管理というものに目がない。
学生時代に「すんドめ」を読んでからというもの、とにかく射精管理と聞くと心が躍ってしまう。
射精管理というだけでも気になるのに更に伊藤ヒロ氏が書いているし、ツイッターでもこれは夢幻廻廊3だと噂されていたのでどうやっても買うしかなくなってしまう。
この作品はとにかく勢いがすごかった。
読み始めからフルスロットルでどうしようかと思った。蓋開けたら全編フルスロットルだったよ。
とにかくあらいさんだいすき。って感じ。
これは読み始めると一気に読むしかなくなる。面白い。
ただこの作品はヒロインの情報はあれど主人公の情報がほとんど出てこない。
ヒロインがどれだけ主人公のことをエロいと表現しても読み手には一切わからないし伝わらない。
地の文だけだとだいぶ流されやすくてとにかくただただ弱いだけの主人公なのでヒロインのようにかわいさを見出せなかった。
容姿自体も挿絵では詳しくは描かれていなったし主人公のどこがどのようにエロいのかをヒロインも多くは語らなかったしね。
主人公のエロさ知りたかった……
あと個人的にもう少しお尻のプレイあっても良かった気がした。お尻叩かれて前立腺刺激されて~なくだりあったから期待したけど一回しかお尻プレイなくて大変物足りなかった。主人公がエロいんなら尚のことそういうの見たかった。
基本的には二人の関係性を楽しみたい僕にとってはいまいち没入しきれなかった要因でもある。
結局エロい目に遭うのは主人公がメインなので出来ればかわいい子がいい。それは内面でもそうだし外見もそう。もう少し主人公の情報が欲しかった。
まあでも普通に考えたらこういうのって感情移入というか、自分がこうされたらって想像して読む人も多いから僕の方が間違ってるのかもしれない。
管理とかって見るのは好きだけどされたいとは思わない性質だしね。
射精管理の醍醐味って個人的にはお互いが好き合ってるところにあると思っているのでそういうところがもう少し欲しかった気もする。好みの問題だけどね。
好き合ってなければただ射精させないだけの拷問になっちゃうしやっぱりある程度のバランスが必要になってくるよね射精管理って難しい。
そういうとやっぱりヒロイン側に好意がないと成立しないよね射精管理ってすごいや!
主人公は他人に全てを委ねるだけだしね、無責任ってのは気持ちが良い。
主人公を壊しても受け止められるだけの気概がないとって思うと母性の塊か?射精管理モノのヒロインってホント尊敬する。
とは言え、今まで射精管理という概念はあってもその先を考えたことがなかったのでこの作品で「射精支配」「射精所有」というワードが出てきたときはハッとしたし、伊藤ヒロ氏やっぱ天才だわって思った。
そういう観点で見るとこの作品はこの上ないくらいにハマッてる。どちらかと言えば洗脳だしね。
ヒロインも中盤からだいぶイッちゃてるし狂気しかなかった。射精管理に釣られて読んだけど久し振りに良いものを読めた!爽快感!
射精管理の新たな可能性を見出せたのでこの作品ホントに読んでよかった。こういうのもっと読みたい。
あとやっぱりえっちなコンテンツって文章で読むのが一番楽しい。
というわけで次は美少女文庫の「吸血鬼(おねえちゃん)は弟(ぼく)に恋してる」を買おうと思ってます。おとぼくっぽいよね。実際嵩夜あや氏とのり太氏なんだよね。
めっちゃ楽しみ。