今晩Works

基本推しが出てる作品はなんでも感想文書く人のブログ

I×SHE Tell(結城彩楓)

今回のゲームはやたらと長く感じたけどようやく終わったので早速ブログ更新しようね。

 

今回はI×SHE Tellについて書いていくよ。

取り敢えず全体の感想から。

えーっと……微妙?

面白くなかったのは間違いないけど、ここのこの卯衣さんめちゃくちゃかわいかったなあ!ってポイントはきちんとあった。なんとも惜しい感じ。

シナリオがもう少しマシならもっと楽しめてたと思う。最大限にオブラートに包んだけど全体的な印象はこんなもんかな。

 

システムはイベント中にヒロインに好感度のポイント振り分けができるとか、イベント合間にヒロインに視点変更できるとか、イベント後に気に入った子とのおかわりイベントを選べるとか、おかわりイベント中にどのタイミングでクリックするかによって反応が変わるリアルタイムクリックイベントとか色々あった。

 

こう言っちゃアレだけど他の子に全く興味なく特定のキャラだけ出てくればいい僕にとっては他のヒロインを排除できるし大変便利だった。

ただこのゲーム、大層なシステムくっつけてるおかげか告白までがピークというか。

誰か一人選んでくっついてしまえば後はもう消化試合感に拍車をかけてた気がする。実際くっついた後が一番つまらなかった。

いや多分彩楓さんルートがつまらないだけなのかもしれないけど。

てかこちらの環境のせいか知らないけど台詞中にちょいちょいボイスの後ろで微かに異音するんだけどこれなんなんだろう。

 

 

まあでも見えてる地雷だなんだかんだ言ったけどくっつく前はそれなりに楽しめたかな。ワチャワチャ感楽しみたいならいい感じだと思う。

でも最初から全ヒロインから好感度マックスって感じだとやっぱ主人公にそれなりのスペックを求めてしまうけどこの主人公は薄っぺらい。中身がないというか。

エロゲの主人公に中身を求めても仕方ないのかもしれないけどヒロインに好かれるだけの何かくらいは持ち合わせていてほしい。

彩楓さんを選んだ理由も「なんとなく放っておけない、この人には自分がいてあげなきゃ。一緒にいるとつい守りたくなるけど気付いたらそれが恋心ってやつだった」だよ。

それ突き詰めたら誰でもいいってことじゃん。恋愛ゲームなら頼むからこの人でなくちゃダメな理由くらいきちんと作って欲しい。

共通でも個別に入ってもそれっぽい行動とそれらしい言葉を並べただけ。こういう台詞を言うんだろうなって予想がつく。プレイ中に感情移入なんてするタイプでもないけど、こんな上っ面だけのキャラクターじゃ置いてけぼりもくらうよ。

 

 

シナリオ。微妙。以上。

……って言うとそれで終わっちゃうからもっと掘り下げようね。

ありふれすぎててつまらないに終始するけどとにかく意味がない、必要がない、読んでて面白くないシナリオだったのは間違いない。

そもそも各ヒロインにヒロインポイントってのがあるんだけど彩楓さんは「ウブな恋愛観」だって。

こなれてしまえばなくなってしまうようなものをヒロインポイントにしてもねえ……というかウブっぽさなんか最初にちょろっとあって後の残りはただただめんどくさいだけだった。

またこのめんどくささが鬼門で、すごく身近に同じようなめんどくささを持つ女の人がいるからなんでゲームでまでなんでこんなにしんどい気持ちにならないといけないんだって後半はずっとそんな感じだった。

せめてゲームでくらい夢見させてくれてもいいじゃない……

今回で気付いたのがいくら卯衣さんでも度を越しためんどくさい女の子はしんどいってことだわ。

 

てかパーフェクトにかわいいミス絢星館の彩楓さん、ミス絢星館2連覇中で3連覇目指してた筈なのに個別で全くそのくだりやらなかったからな。バカじゃねーのかよって感じだよ。

敢えて口に出してるのにやらねえならマジでその設定いるか?って話よ。

で、取り敢えず適当にシリアス入れとけって感じの取ってつけたようなイベントで昔は太ってて高校デビューして今のミス絢星館な彩楓さんができましたって言われてもなあ……

太ったから会いたくないです学校も実は一週間お休みしてましたとかねえ。しょーもなさすぎてヤバいよ。

いや、彩楓さん本人からしてみれば大変なことなんだろうと思うよ。大変なんだろうけどこちらとしては微塵も共感はできないからね。しかたないね。

 

そしてシリアス直後のイベントはもう地獄だよ。他のヒロインと必要な話をしていただけでヤキモチを妬き、主人公の妹と自分の妹を呼び出し家族会議(仮)を始めまぁす!とか言われるんやぞ。

この女の子と話すだけで浮気を疑うクソ女ムーブもめちゃくちゃ覚えがあってホントに、

ゲームでくらい夢を見させてくれよ!!!!!!!!!!

と思ったわけなんだ。

 

まあでも初々しい学生恋愛感はうまいこと出せてたんじゃないかな。

自分のこと思い出して死にたくなるくらいには現実的な学生恋愛感出てたと思うよ。

付き合いたてでもう結婚の話しだすカップルとか付き合ったばっかで愛してるとか言っちゃうカップルとかいたよ学生時代。そういうカップルに限ってすぐ別れてたけど。彩楓さんルートはそういう危うさしかなかった。

 

 

アダルトシーン。光るものはあるけど痒いところに手が届かない感じ。

概ねいつもの卯衣さんって感じだったかな。前回にやった絆きらめく恋いろはの卯衣さんが良すぎたが為にいまひとつな印象。

 

てか

おちん○ちんがなかった!!!!なんで!!!!!待ってたのに!!!!!

 

共通で他のヒロインがおちん○ちんワードを出したときピー音がなかったから本チャンのアダルトシーンであるって信じてたのに!!!!!!!

最近はもうおちん○ちんに関しては結構克服したからピー音ないおちん○ちんワード聴きたかったのに……

 

 

冗談はさておき今回のアダルトシーン見て、卯衣さんのアダルトシーンの良し悪しってキャラクターとの相性というかどれくらいキャラと卯衣さんが噛み合っているかで決まる気がした。

絆きらめく恋いろはの卯衣さんは久々にこのキャラは絶対卯衣さんじゃないとダメだなって思うくらいには噛み合ってた。

それはルナ様もそうだったしりんねもそうだった。銀髪ばっかりやな。

 

今回のはそれが弱かったかな。光るものは勿論あった。

焦らされておねだりしてる卯衣さんの声とか本当にとろけそうなほどにたまらないものがあった。でもそこだけじゃちょっとパンチがなかった。

あとアダルトシーン中の主人公とわかりあえなかったのもいまいち盛り上がれなかった要因かもしれん。いや主人公とはアダルトシーンに限らずいつでもわかりあえなかったけど。

とにかく付き合って二日目でいきなりセックスに持ち込もうとして彩楓さんが尻込みして遠慮してるのに言葉を変えてセックスがしたいとしか言ってなかったところとか殺意しか沸いてこないよ。

アダルトシーンは微妙だった癖にシーン後のピロートークがやたらいいのも悲しさを倍増させた。

 

 

今回は少し長くなりすぎたのでこの辺でおしまいにするね。

このゲーム、ヒロインや主人公よりヒロインの弟とか主人公の妹とかのが面白みあって個人的にはそっちの方が気に入ったかも。

個別入る前はそれなりに楽しめたからちょっと勿体無かったな。

気を取り直して次回はおとぼく3やるね。

 

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